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教皇フランシスコ 2025年1月26日のお告げの祈り 教皇フランシスコ 2025年1月26日のお告げの祈り 

教皇、スーダンの深刻な人道危機を憂慮

教皇フランシスコは、1月26日のお告げの祈りで、内戦が続くスーダンでの人道危機、またコロンビアでの武装勢力間の衝突に憂慮を表された。

 教皇フランシスコは、1月26日(日)のお告げの祈りで、内戦が続くスーダンの情勢に言及された。

 スーダンでは、2023年4月、スーダン国軍と民兵組織「即応支援部隊(RSF)」との軍事衝突が勃発、いまだ暴力と緊張が続いている。

 教皇はこの内戦が世界で最も深刻な人道危機を引き起こし、南スーダンにも影響を及ぼしていることに憂慮を表明。

 両国民に精神的な寄り添いを示しつつ、兄弟愛と連帯の態度をとり、あらゆる種類の暴力をしりぞけるようにと呼びかけられた。

 教皇はスーダン紛争の双方の当事者らに、敵対行為を停止し、交渉の席につくよう、改めて訴えられた。

 そして、避難民に必要な人道支援を届ける努力と、紛争当事者が平和への道を見出すための協力を、国際社会に強く願われた。

 また、教皇は、コロンビアのカタトゥンボ地方で、武装勢力間の衝突により多数の市民が命を奪われ、3万人以上が避難している状況に触れ、ご自身の連帯を示すと共に、人々のために祈りを捧げられた。

26 1月 2025, 19:21

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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