4月の教皇の祈りの意向:非暴力の文化のために
教皇フランシスコは、2023年4月の祈りの意向について、ビデオを通しメッセージをおくられた。
カトリック教会は、毎月、「教皇の祈りの意向」を示し、教会全体が日々の祈りの中で、その意向に基づいて祈るように招いている。
2023年4月は、「非暴力の文化」のために、次のように祈る。
「国家としても、また市民としても、武器の使用を差し控え、非暴力を推進していくことができますように。」。
教皇フランシスコは、この祈りの意向について、ビデオメッセージで次のように話された。
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暴力なしで、生き、話し、行動することは、屈することでも、負けることでも、何かをあきらめることでもありません。それはすべてを熱望することです。
60年前、聖ヨハネ23世が回勅『地上の平和』の中で言われたように、戦争は狂気、道理を外れたものです。
あらゆる戦争、すべての武力衝突は、常にすべての人の敗北のうちに終わります。
平和の文化を育てましょう。
正当防衛の場合でも、目標は平和であることを忘れないようにしましょう。恒久的平和は、武器を用いない平和でしかありえません。
日常生活においても、国際関係においても、非暴力をわたしたちの行動の基準にしましょう。
祈りましょう。国家としても、また市民としても、武器の使用を差し控え、非暴力の文化を推進していくことができますように。
30 3月 2023, 16:30