教皇、レバノン暫定首相と会見
教皇フランシスコは、レバノンのミカティ暫定首相とお会いになった。
教皇フランシスコは、3月16日、レバノンのナジーブ・ミカティ暫定首相とお会いになった。
ミカティ暫定首相は、教皇との会見に続き、バチカンの国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿および外務局長リチャード・ギャラガー大司教とも意見を交換した。
国務省で行われた会談では、レバノン国民が直面している困難な社会・経済状況に対し、教皇庁の憂慮が表明された。新大統領の早期の選出が待たれる中、国の制度の停滞によって、これらの状況がより深刻化していることが指摘された。
また、レバノンと中東全土におけるキリスト教徒の不可欠な重要性と共に、地域に安定した平和を保証するため、異なる宗教の信者間の平和的共存を強化する必要が強調された。
16 3月 2023, 17:32