教皇の健康状態、明らかに改善、数日内に退院の見込みも

　バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長は、3月30日夜、呼吸器感染症でローマのジェメッリ総合病院に入院中の教皇フランシスコの健康状態について、この日2度目の報告を行った。

　それによれば、教皇はジェメッリ病院での入院2日目の午後を、休息と祈り、またいくつかの急を要する仕事にあてられたという。

　同時に、ブルーニ広報局長は、ジェメッリ病院で教皇フランシスコを担当する医師団による情報を以下のように伝えた。

　「教皇に対する予定されていた検診において、感染症をベースとする気管支炎が確認された。これによりほどこされた抗生剤による治療は、教皇の健康状態の明らかな改善と共に、期待された効果をもたらした。順調な経過を前提とすれば、教皇は数日のうちに退院できる見込みがある。」