教皇、今年4月にハンガリー司牧訪問

　教皇フランシスコが、今年4月下旬、ハンガリーを司牧訪問されることが明らかになった。

　バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長の声明によれば、教皇はハンガリーの政府、カトリック教会の招待に答え、2023年4月28日から30日まで、同国を司牧訪問される。

　教皇は、2021年9月12日、「第52回国際聖体大会」の閉会ミサのためにブダペストを訪れている。

　このたびの教皇のハンガリー司牧訪問の告知と共に、その詳細な日程が以下のように発表された。

　4月28日（金）午前、教皇はローマからブダペストに到着。現地の国際空港での出迎えを受けた後、大統領官邸で歓迎式に臨み、大統領への表敬を行われる。続いて、首相と会談。旧カルメル会修道院において各界代表、駐在外交団との会見。午後、聖ステファノ教会で、司教、司祭、修道者ら、ハンガリーの教会関係者との出会いを持たれる。

　4月29日（土）午前、教皇は、福者ラースロー・バッチャーニ・ストラットマン学園の子どもたちを私的に訪問。ハンガリーの聖エリザベト教会で貧しい人や難民との出会い。午後、ブダペスト・スポーツアリーナで若者たちとの集い。続いて、バチカン大使館でイエズス会会員らとお会いになる。

　4月30日（日）午前、教皇はブダペスト市内コシュート・ラヨシュ広場でミサをとり行われる。午後、パズマニ・ペーター・カトリック大学で、大学・文化関係者との出会い。ブダペスト国際空港での送別式を経て、ローマへ戻られる。