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教皇フランシスコ、2023年1月29日のお告げの祈り ローマ教区「カトリック・アクション」代表の児童・生徒らと  教皇フランシスコ、2023年1月29日のお告げの祈り ローマ教区「カトリック・アクション」代表の児童・生徒らと   (AFP or licensors)

教皇、アフリカ2カ国訪問のために信者らに祈りを願う

教皇フランシスコは、コンゴ民主共和国と南スーダン訪問を前に、信者らに祈りを願われた。

 教皇フランシスコは、1月29日(日)、お告げの祈りを巡礼者と共に唱えられた。

 この日、バチカンの聖ペトロ広場には、地元ローマ教区の「カトリック・アクション」の「平和キャラバン」に参加する少年少女たちが多数詰めかけた。

 教皇は、平和のために集った青少年に感謝を表しながら、「特に苦しむウクライナと同国の人々のために、わたしたちの平和への働きかけと祈りをいっそう強めましょう」と招かれた。

 続いて、代表の生徒が、平和への思いを述べ、今年のローマ教区の「カトリック・アクション」のプログラムであるスポーツを通した友情と平和の構築について紹介した。

 この集いの最後に、教皇は翌々日から始まるコンゴ民主共和国と南スーダンへの司牧訪問に言及。これから赴く両国の政府、教会関係者、そして国民に出発前の挨拶をおくられた。

 教皇は、コンゴ民主共和国の特に東部での武力衝突、また南スーダンの長い戦争がもたらした多くの避難民と人々の困難な生活に触れながら、紛争のために苦しんできたこれらの訪問国の情勢を説明。

 同時に、イングランド国教会のカンタベリー大主教、スコットランド国教会の総会議長と一緒に行う南スーダン訪問は、「平和のためのエキュメニカルな巡礼」の体験となるだろう、と予告された。

 教皇はこのアフリカ2カ国訪問を祈りと共に見守って欲しいと信者らに願われた。

 

29 1月 2023, 16:50

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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