教皇「家族であることの喜びを証ししよう」
教皇フランシスコは、家庭のための様々な組織の関係者とお会いになった。
教皇フランシスコは、12月2日、家庭のための諸組織の関係者とお会いになった。
この出会いには、イタリア全国の家庭のための様々な組織から構成されるフォーラムの参加者たちが集った。
教皇は参加者らへのの挨拶で、「家族であることの喜び」を証しするよう願われた。
家族の喜びとは、すべてが順調であることの喜びではなく、幸せな時も、苦しい時も、平穏な時も、辛い時も、すべての状況を家族で生きていく上での喜びである、と話された。
そして、家族であるとは、神からの恵みであることを、深い感謝と共に思い出してほしいと願われた。
同時に、教皇は、特定のイデオロギーにとらわれない、教会の社会教説に基づいた「家庭のための、家庭と共にある良い政策」を促すよう、社会に働きかけて欲しい、と希望された。
また、教皇は、何よりも夫婦、家族の価値を大切に守り、家庭内での対話や祈りの時間を持つよう勧められた。
教皇は、福者クアットロッキ夫妻の生き方を模範として示しながら、家族らを聖母と聖ヨセフの保護に託して祈られた。
02 12月 2022, 15:20