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教皇フランシスコとバルトロメオス1世総主教 2022年11月4日 バーレーン訪問で 教皇フランシスコとバルトロメオス1世総主教 2022年11月4日 バーレーン訪問で  (Vatican Media)

聖アンデレ祝日:バルトロメオス1世総主教に教皇のメッセージ

聖アンデレの祝日、11月30日、教皇フランシスコは同聖人を保護者とする正教会のコンスタンティノープル総主教庁とバルトロメオス1世総主教にお祝いの言葉をおくられた。

 聖アンデレ使徒を祝った、11月30日(水)、教皇フランシスコは同聖人を保護者とする正教会のコンスタンティノープル総主教庁(エキュメニカル総主教庁)とコンスタンティノープル総主教バルトロメオス1世にお祝いの言葉をおくられた。

 ガリラヤの漁師、アンデレは、イエスの12使徒の一人で、シモン・ペトロの兄弟。言い伝えによれば、聖アンデレはギリシャのアカイア地方パトラで殉教した。古代のビザンティオンにおける最初の司教とされ、正教会のコンスタンティノープル総主教庁は、聖アンデレを保護者としている。

 教皇は、同日バチカンで行われた一般謁見で、聖アンデレ使徒の祝日にあたり、バチカンからの使節がお祝いのためにコンスタンティノープル総主教庁に派遣されたことを紹介された。

 バチカンとコンスタンティノープル総主教庁は、毎年、聖ペトロの日(6月29日)と聖アンデレの日に使節を交換している。

 教皇はこの席で、バルトロメオス1世総主教とコンスタンティノープル総主教庁に兄弟的な愛情を込めた挨拶を述べられた。

 教会の完全な一致と世界の平和を、兄弟聖人ペトロとアンデレの取り次ぎに託された教皇は、特に「わたしたちの心と祈りの中にある苦しむウクライナ」を思い起こして祈られた。

 教皇は、聖アンデレ使徒の祝日を機会にバルトロメオス1世総主教に書簡でも祝意と親愛を伝えられた。

 

30 11月 2022, 18:25