教皇、9月にカザフスタン訪問、宗教指導者会議のため

　教皇フランシスコが今年9月にカザフスタンを訪問されることが公式に発表された。

　バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長の声明で、教皇フランシスコが、2022年9月13日（火）から15日（木）にかけて、すでに予告されていたカザフスタン訪問を行われることが確認された。

　この訪問は同国政府と教会関係者の招きに応えるもの。

　教皇はこの訪問で、同国首都ヌルスルタンを訪れ、「第7回世界伝統宗教指導者会議」に出席される。

　教皇は、今年4月、カザフスタンのトカエフ大統領とのビデオ会談の際に、同国訪問への前向きな意向を表していた。

　また、先日、教皇はカナダ司牧訪問からの帰国便機内での随行記者団との対話で、年齢や健康状態とのバランスを考えた訪問のあり方に言及。今後の海外訪問についての質問に、「カザフスタンには行けたらよいと思う」との意志を示され、その理由として「宗教者会議のための、動きの少ない落ち着いた旅」であることを挙げていた。