教皇、ウクライナに神のいつくしみと憐れみ祈る
教皇フランシスコは、ポーランドの「神のいつくしみ巡礼聖堂」に集った信者らに挨拶をおくられた。
教皇フランシスコは、8月14日(日)、バチカンで行われた正午の祈りで、ポーランド・クラクフの「神のいつくしみ巡礼聖堂」に集った多くの信者たちに向け、挨拶をおくられた。
クラクフ南部ウァギエヴニキにあるこの巡礼聖堂は、神のいつくしみの使徒、聖ファウスティナ・コヴァルスカ(1905-1938)が帰天した修道院に隣接して、ファウスティナ修道女の列聖(2000年)後、2002年に献堂されたもの。聖ヨハネ・パウロ2世は、2002年8月、ポーランド司牧訪問において、この聖堂の献堂式をとり行った。今年はそれから20周年にあたる。
教皇フランシスコは、20年前、聖ヨハネ・パウロ2世がこの巡礼聖堂で世界を神のいつくしみに奉献したことを思い起こしつつ、今日こそ、この奉献の意味を見つめ、それを祈りと生活の中の証しを通して新たにしなければならない、と話された。
「神のいつくしみは、わたしたち一人ひとりと全世界の救いの道」と述べた教皇は、特に深く苦しむウクライナの人々のために、いつくしみと憐れみを主に祈り求めた。
14 8月 2022, 17:18