教皇、カナダ訪問前に聖マリア大聖堂で祈り
教皇フランシスコは、カナダ訪問を前に、ローマの聖マリア大聖堂で祈られた。
教皇フランシスコは、カナダ訪問を翌々日に控えた7月22日(金)、ローマの聖マリア大聖堂(サンタ・マリア・マッジョーレ)を訪れ、祈りの時を持たれた。
これまで海外訪問の際に習慣とされてきたように、教皇は同大聖堂に古くから伝えられる聖母子画「サルス・ポプリ・ロマーニ」(「ローマ人の救い」の意味)を前に祈り、カナダ訪問を聖母の保護に託された
7月24日(日)から30日(土)まで、教皇はカナダを訪問。カナダのかつての先住民同化政策下、カトリック教会系の教育施設などで、先住民の人々が体験した苦しみに耳を傾け、ご自身の寄り添いを直接人々に伝えることを目的としている。
カナダのカトリック教会と先住民の人々との間で始まったいやしと和解の歩みを助けるための、この「悔悛の巡礼」で、教皇は、エドモントン、マスクワシス、ケベック・シティー、イカルイトなどに赴かれる。
23 7月 2022, 10:40