検索

教皇フランシスコ 2022年6月22日の一般謁見 バチカン・聖ペトロ広場 教皇フランシスコ 2022年6月22日の一般謁見 バチカン・聖ペトロ広場  (Vatican Media)

教皇、アフガニスタンの地震の犠牲者のために祈る

教皇フランシスコは、アフガニスタンの地震の犠牲者のために祈ると共に、メキシコで殺害された二人のイエズス会員と一人の信徒のために深い悲しみを表された。

 教皇フランシスコは、6月22日(水)の一般謁見で、同日アフガニスタンで発生した地震の犠牲者のために祈られた。

 現地所間22日午前2時半頃、アフガニスタン東部ホースト州を震源に起きた地震で、地元当局は、少なくとも950人が死亡、600人以上が負傷したと発表した。

 教皇は、地震による犠牲者の冥福を祈ると共に、遺族や負傷者に精神的な寄り添いを表明された。

 そして、皆の助けをもって、アフガニスタンの人々の苦しみを和らげることができるようにと願われた。

 また、教皇はこの席で、メキシコで殺害された二人のイエズス会員と一人の信徒のために深い悲しみを表された。

 メキシコ北西部チワワ州の教会で、6月20日、イエズス会のハビエル・カンポス神父とホアキン・モラ神父、そしてもう一人が撃たれて死亡した。

 事件直後の関係者の話によれば、教会に逃げ場を求めて駆け込んだ一人の男性をカンポス神父らが助けようとしたところ、武装した一人の人物が押し入り、発砲したという。

 教皇は亡くなったイエズス会員らとこの悲劇に見舞われた小教区の人々のために祈られた。

 メキシコにおける殺害事件の多さに言及した教皇は、暴力は何も解決せず、無用な苦しみを増すだけである、と話された。

 この日、聖ペトロ広場で行われた一般謁見で、教皇は特別車「パパモービル」にウクライナの子どもたちを乗せられた。

 教皇は一般謁見の参加者への挨拶で、この日ご自分とパパモービルに乗っていたのはウクライナの子どもたちである、と紹介しながら、傷つけられたウクライナの人々の苦しみを忘れないようにしよう、と呼びかけられた。

22 6月 2022, 12:48

最新の謁見

すべて読む >