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教皇フランシスコとアングリカン-ローマ・カトリック国際委員会メンバーとの集い 2022年5月13日 バチカン宮殿 教皇フランシスコとアングリカン-ローマ・カトリック国際委員会メンバーとの集い 2022年5月13日 バチカン宮殿  (Vatican Media)

教皇「南スーダン訪問は平和のためのエキュメニカル巡礼」

教皇フランシスコは、「アングリカン-ローマ・カトリック国際委員会」のメンバーらとお会いになった。

 教皇フランシスコは、5月13日、「アングリカン-ローマ・カトリック国際委員会」のメンバーらとバチカン宮殿でお会いになった。

 関係者への言葉で、教皇は「エキュメニカル対話とは、一つの歩みである。それは単なる話し合いをこえ、共に何かをすることである」と強調。

 互いを知り、目標や苦労を分かち合い、世界の様々な場所で疎外され傷ついた兄弟姉妹たちを一緒に助け、被造物を一つの眼差しをもって観想し守る、こうしたことに共に歩む意味がある、と述べ、「カトリック教会はアングリカン・コミュニオンを大切な旅の仲間と感じている」と話された。

 この「歩み」を具体化するものとして、教皇は7月上旬に行われる南スーダン訪問に言及。

ジャスティン・ウェルビー大主教とスコットランド国教会議長も同行する予定であるこの旅は、「平和のためのエキュメニカル巡礼」となるだろう、と語った。

 南スーダンと世界のキリスト者たちが、暴力と戦いの無益な連鎖を否定する、和解の推進者、調和を織り出す者となれるよう、共に祈ってほしいと願われた。

13 5月 2022, 16:08