教皇、カザフスタン訪問の意向、宗教指導者会議のため
教皇フランシスコは、宗教指導者会議のため、今年9月カザフスタンを訪問する意向を示された。
教皇フランシスコは、今年9月、カザフスタン首都ヌルスルタンで開催される「第7回世界伝統宗教指導者会議」のため、同国を訪問する意向であることが明らかになった。
バチカン広報局によれば、教皇はカザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領とのビデオ会談の中で、この意向を示した。
最初の「世界伝統宗教指導者会議」は、ヨハネ・パウロ2世が2002年イタリア中部アッシジで開催した「平和祈願の日」をモデルに、2003年、アスタナで行われた。同会議は、2001年9月11日米同時多発テロ後の緊張する世界に、人民間の調和をもたらすための諸宗教間対話の貢献を改めて確認するものとなった。
次回の同会議は「パンデミック後の人類の社会的−精神的発展における世界の伝統宗教の指導者の役割」をテーマに開催される。
12 4月 2022, 14:04