「いつくしみには想像力が必要」教皇、ポーランドの巡礼団に
教皇フランシスコは、ポーランドのウッチ教区の巡礼団に挨拶をおくられた。
教皇フランシスコは、4月28日、バチカンを訪れたポーランド中部ウッチ教区の巡礼団に挨拶をおくられた。
同巡礼団は、ウッチ教区の誕生から100年を記念してローマを訪れた。
教皇は、巡礼はシノドス的な共に歩む教会、兄弟姉妹たちと一つの家族のように使徒の道を共に進む教会の美しさを象徴するものと述べられた。
また、教皇は、このローマ巡礼を共にしたカトリック以外のキリスト教教会の関係者たちに対し、喜びと感謝を表された。
教皇はウッチ教区の最初の司教、ヴィチェンティ・ティミェニェツキ師の大きないつくしみとエキュメニズムへの配慮に言及。いつくしみとエキュメニズムというその”DNA”は今も同教区の本質的特徴として受け継がれている、と語られた。
今日、いつくしみには大きな「想像力」が必要、と教皇は指摘。多くの人が何らかの苦しみを負っているが、それは必ずしも外には見えない、そのためには想像力と創造性を持ったいつくしみの使徒となる必要があると説かれた。
教皇は、ウッチ教区が、信頼性と、言動一致、証しの力、兄弟的な絆を育て、「外に向かう」素晴らしい教会を築くよう願いつつ、関係者らに祝福をおくられた。
28 4月 2022, 18:36