検索

ウクライナ首都キエフ北西イルピンで避難する家族 2022年3月7日 ウクライナ首都キエフ北西イルピンで避難する家族 2022年3月7日  (AFP or licensors)

「戦争は最大の悪」教皇、若者たちへのメッセージで

教皇フランシスコは、2023年の「世界青年の日・リスボン大会」を準備する若者たちに向けビデオメッセージをおくられた。

 教皇フランシスコは、2023年にリスボンで開催される「世界青年の日大会(ワールドユースデー、WYD)」を見据え、若者たちを励ますビデオメッセージをおくられた。

 このメッセージは、教皇が「世界青年の日リスボン大会基金」会長である、リスボン大司教区補佐司教アメリコ・マヌエル・アグイアル師と、3月3日、お会いになった際、同司教によって録画されたもの。

 WYD次大会の準備に取り組む若者たちに向けたこのメッセージで、教皇は現在世界が直面している重大な問題に言及。パンデミックとその影響による経済危機から抜け出そうとする中で勃発した戦争を「起きうる限りの最大の悪」と呼ばれた。

 これらのすべての危機の中で2023年の大会を準備しなくてはならないが、同大会が若く、生き生きとした創造的なものとなることを願っている、と教皇は述べた。

 そして、一人ひとりがオリジナルな存在であり、コピーではない、とイタリアの若き福者、カルロ・アクティス(1991-2006)が言ったように、この大会が他の大会のコピーではない、固有のもの、創造性あるものとなるよう皆で力を合わせていこう、と励まされた。

07 3月 2022, 17:36