列聖省:聖イレネオへの「教会博士」称号付与案提出
教皇庁列聖省は、リヨンの聖イレネオ司教殉教者に「教会博士」の称号を付与する案を教皇に提出した。
教皇フランシスコは、1月20日(木)、列聖省長官マルチェッロ・セメラーロ枢機卿にお会いになった。
この席で、セメラーロ枢機卿は、列聖省メンバーの枢機卿・司教による定例総会で肯定的見解を得た、リヨンの聖イレネオ(司教殉教者)に「教会博士」の称号を付与するという案件を教皇に提出した。
聖イレネオは小アジアのスミルナ(現在のトルコのイズミル)に、130年から140年の頃に生まれた。早くから、当時のスミルナ司教で使徒ヨハネの弟子、ポリカルポから教えを受けた。リヨンの司教となり、202年頃、殉教した。
この日、同時に、教皇は、フランチェスコ・サヴェリオ・トッピ大司教(イタリア1925-2007)、マリア・テレザ・デ・ヴィンチェンティ修道女(イタリア1872-1936)、ガブリエラ・ボルガリーノ修道女(イタリア1880-1949)の、3人の神のしもべの英雄的徳を認める教令を承認された。
20 1月 2022, 14:13