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教皇フランシスコ、フィンランドのエキュメニカル使節を迎えて 2022年1月17日 教皇フランシスコ、フィンランドのエキュメニカル使節を迎えて 2022年1月17日  (Vatican Media)

教皇、フィンランドのエキュメニカル使節と

教皇フランシスコは、フィンランドのエキュメニカル使節を迎えられた。

教皇フランシスコは、1月17日、フィンランドのエキュメニカル使節とお会いになった。

 同使節は、フィンランドの福音宣教に大きな役割を果たした、ウプサラの聖ヘンリック(司教・殉教者)の祝日(1月20日)と、「キリスト教一致祈祷週間」(1月18日〜25日)を機会にバチカンを訪れた。

 使節を歓迎された教皇は、2022年度「キリスト教一致祈祷週間」のテーマ、「わたしたちは東方でそのかたの星を見たので、拝みに来たのです」(マタイ2・2)に触れながら、教会の伝統は福音書の東方三博士の中に異なる文化や民族の象徴を認めている、と指摘。わたしたちは、分裂の闇をかき散らす神の優しい光に導かれ、一致に向けて歩んでいる、と話された。

 また、世界は神の光を必要としている、と述べた教皇は、その光はただ愛と一致と兄弟愛の中にのみ輝く、と語られた。

 教皇は、2025年に記念される「第一ニケア公会議開催1700周年」、2030年の「アウクスブルク信条500周年」を、一致への歩みを強め、人の論理より神の御旨にいっそう従順となるための機会として見据えながら、この歩みを続けて行くことを希望された。

 神を求め、大胆さと具体的な行動をもって、イエスを見つめながら共に進み、互いに祈り合いましょう、と招きつつ、教皇は使節のメンバーと共に主の祈りを唱えられた。

17 1月 2022, 14:11