教皇、ロシア正教会のイラリオン府主教と会見
教皇フランシスコは、12月22日(水)バチカンで、ロシア正教会のイラリオン府主教と会見された。
教皇フランシスコは、12月22日(水)、ロシア正教会のイラリオン府主教と会見された。
バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長の発表によれば、教皇は22日朝、一般謁見の前に、パウロ6世ホールの小ホールで、ヴォロコラムスクの府主教、イラリオン府主教とお会いになった。
兄弟愛の精神のもとに行われた両者の会談では、共通の関心事につながるいくつかのテーマについて意見が交換され、これに対し人間的・精神的な解答を共に模索する努力が確認された。
この出会いで、教皇はご自身の85歳の誕生日におけるイラリオン府主教とキリル総主教からのお祝いの言葉に感謝を表された。
一方、教皇は、ロシア正教会と先月75歳の誕生日を迎えたキリル総主教への親愛を表明。これまで共にした兄弟的歩みと2016年にキューバの首都ハバナで総主教と行った会談を感謝と共に思い起こされた。
会見の最後に、教皇フランシスコとイラリオン府主教は贈り物を交換。府主教側から聖母のイコンが、教皇側からは聖母のモザイク画や、「2022年度世界平和の日メッセージ」、「人類の兄弟愛」をめぐる文書などが贈られた。
22 12月 2021, 17:32