検索

教皇フランシスコ、パウロ家族の関係者らと 2021年11月25日 バチカン宮殿 教皇フランシスコ、パウロ家族の関係者らと 2021年11月25日 バチカン宮殿 

福者アルベリオーネ帰天50周年:教皇とパウロ家族との出会い

教皇フランシスコは、福者アルベリオーネ帰天50周年を機会に、パウロ家族の関係者らとお会いになった。

 教皇フランシスコは、11月25日、聖パウロ修道会、聖パウロ女子修道会、師イエズス修道女会、聖マリア・アンヌンチアータ会、聖パウロ協力者会など10の会からなる、パウロ家族の関係者とお会いになった。

 この出会いは、パウロ家族を構成する諸会の創立者、福者ヤコブ・アルベリオーネ神父(1884‐1971)の帰天50周年を機会に行われた。

 教皇はこの席で、福者アルベリオーネを通して聖霊が行った偉大な業を思い起こすと共に、今日の社会、新しい福音宣教の展望において、同神父のカリスマの重要性を改めて強調された。

 そして、教皇は、「主の言葉が、速やかに宣べ伝えられるように」(参照 2テサロニケ3,1)、新しい時代の要求を察知し、技術革新から得たより良い手段と表現を利用し福音を伝えた、アルベリオーネ神父の先見性を見つめられた。

 また、アルベリオーネ神父が、パウロ家族の真の創立者は使徒パウロであるとしばしば繰り返し、霊性の根源、父、主イエス・キリストへの完全なる献身の模範として、聖パウロを会員らに示していたことに触れながら、聖パウロと同じ福音への情熱につき動かされていた同神父の使徒的活動を振り返られた。

 福者アルベリオーネの帰天50周年を、同神父の預言的証しをより認識する機会とするよう招かれた教皇は、メディアを「説教壇」とし、同神父自身が望んだように、現代の手段をもって今日の人々にイエス・キリストを伝えていくことができるよう、会員らに励ましをおくられた。

25 11月 2021, 19:22