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環境保護を呼びかけ、エキュメニカルなメッセージ発表 環境保護を呼びかけ、エキュメニカルなメッセージ発表 

環境保護を呼びかけるエキュメニカルなメッセージ

教皇フランシスコは、エキュメニカル総主教バルトロメオス1世とジャスティン・ウェルビー・カンタベリー大主教と共に、環境保護を呼びかけるメッセージを発表した。

 教皇フランシスコは、正教会のエキュメニカル総主教バルトロメオス1世と英国国教会のジャスティン・ウェルビー・カンタベリー大主教と共に、環境保護をアピールするメッセージを発表した。

 このメッセージは、キリスト教諸教会が参加し現在行われている被造物保護のための祈りと行動の月間、「被造物の季節」(Season of Creation)に合わせて出されたもの。環境をテーマに、諸教会の指導者が共同メッセージを発表するのは、今回が初めてとなる。

 このメッセージは、環境をめぐるサステナビリティ(持続可能性)を急務の課題として見つめ、環境問題が貧しい人々に与える影響と、この問題に取り組むためのグローバルな協力の必要性を共に考えるよう招いている。

 そして、未来の世代に負担をかける利己的な利益追求をやめ、寛大さと平等に配慮し、一見容易な短期的解決に頼らず、地球の未来のために、先見性をもった取り組みに皆が参加していくことを訴えている。

 同メッセージは、今年11月に開催されるCOP26グラスゴー会議(第26回気候変動枠組条約締約国会議)のために祈るよう呼びかけている。

07 9月 2021, 17:14