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9月の教皇の祈りの意向:環境に配慮した持続可能な生活

教皇フランシスコは、2021年9月の祈りの意向について、ビデオを通しメッセージをおくられた。

 カトリック教会は、毎月、「教皇の祈りの意向」を示し、教会全体が日々の祈りの中で、その意向に基づいて祈るように招いている。

 2021年9月は、「環境に配慮した持続可能な生活」をテーマに、次のように祈る。

 「私たちが皆、簡素で環境に配慮した持続可能な生活を、勇気をもって選択し、これに熱心に取り組む若者たちと喜びをともにすることができますように。」

 教皇フランシスコは、今月の祈りの意向をめぐり、ビデオメッセージで次のように述べられた。

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 環境と社会という、同時に進行する二つの現実の改善計画に取り組む、勇気ある若者たちを見るのはうれしいことです。

 わたしたち大人は、若い人たちから多くを学ぶことができます。地球の保護に関するあらゆることにおいて、若者たちは最前線にいるからです。

 若者たちを模範にしましょう。特に保健衛生・社会・環境上のこの危機において、わたしたちのライフスタイルを振り返ってみましょう。

 食生活、消費、移動、水やエネルギーの使い方、プラスチック、しばしば地球に有害な他の多くの物質について、考えてみましょう。

 変化を選択しましょう。よりシンプルで環境に配慮したライフスタイルを目指して、若者たちと共に歩みましょう。

 そして、祈りましょう。私たちが皆、簡素で環境に配慮した持続可能な生活を、勇気をもって選択し、これに熱心に取り組む若者たちと喜びをともにすることができますように。

 彼らは愚かではありません。自分たちの未来のために取り組んでいるのです。そのために、わたしたちがもういない時に受け継ぐであろうものを、変えたいと思っているのです。

01 9月 2021, 17:09