教皇、回勅「ラウダート・シ」の社会的側面を強調
教皇フランシスコは、アルゼンチンで開催の、回勅「ラウダート・シ」をめぐるする会議に先立ち、ビデオメッセージをおくられた。
アルゼンチンで9月1日から4日まで、教皇フランシスコの環境保護と統合的エコロジーをテーマとする回勅「ラウダート・シ」をめぐる大学会議が開催される。
この会議では、人類の「共通の家」を守るという急務の課題に取り組むために、グローバルなエコロジーの認識について、同国の国立・私立の諸大学が参加し討議を行う。
教皇フランシスコは、同会議を前に、ビデオを通しメッセージをおくられた。
その中で教皇は、この会議が社会的な意識と「共通の家」をいたわることに対する認識を高めるものとなるよう期待された。
教皇は、回勅「ラウダート・シ」は、「グリーン」な回勅であるだけでなく、「社会的」回勅でもある、と強調。
この会議が同回勅全体の解読を助け、そこから多くを引き出せるよう願っている、と話された。
教皇は、同会議にたずさわるすべての人に祝福をおくられた。
24 8月 2021, 15:46