イラク・ナシリヤで起きた病院の火災 2021年7月12日 イラク・ナシリヤで起きた病院の火災 2021年7月12日 

イラクの病院火災の犠牲者に、教皇の祈り

教皇フランシスコは、イラクのナシリヤの病院で発生した火災の犠牲者のために祈られた。

 教皇フランシスコは、イラク南部ナシリヤの病院で起きた火災の犠牲者のために祈られた。

 ナシリヤのアル・フセイン病院の新型コロナウイルス患者の隔離病棟で、7月12日夜、火災が発生、現段階で死者は92人、負傷者は100人以上に上っている。

 地元警察と消防関係者によれば、配線トラブルによる火花が病棟内の酸素ボンベの爆発を引き起こした可能性があるという。

 13日、バチカン国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿を通し、駐イラク教皇大使に宛てた電報で、教皇は、この火災の悲劇に見舞われたすべての人に精神的一致を表された。

 教皇は、犠牲者の冥福と共に、遺族や友人らに慰めを祈り、同病院の患者や医療関係者に神の励ましと力と平安を祈り求められた。

14 7月 2021, 14:48