教皇、バチカン内のワクチン接種所を訪問

　聖金曜日の4月2日午前、教皇フランシスコは、バチカン内の新型コロナウイルスのワクチン接種所を訪問された。

　バチカン市国では、今年に入り、ワクチン接種のための設備を、パウロ6世ホールのエントランス部に設けた。

　教皇が訪問したこの日は、何人かのホームレスの人々が、支援団体のボランティアの人々の付き添いのもとに、ワクチン接種に訪れていた。

　医師や看護師に挨拶された教皇は、ワクチン接種のための準備の様子をご覧になったほか、接種の順番を待つ人々とも挨拶を交わされた。

　バチカンでは関係者のほかに、ホームレスの人をはじめ支援を必要とする人々にワクチン接種を行っている。