教皇フランシスコとアフマド・アル・タイーブ師との会見 2019年2月4日 アブダビ 教皇フランシスコとアフマド・アル・タイーブ師との会見 2019年2月4日 アブダビ 

教皇「諸宗教対話がもたらす貢献のために努力を」

教皇フランシスコは、2月3日(水)の一般謁見で、翌日4日に記念される最初の「人類友愛国際デー」をアピールされた。

 教皇フランシスコは、2月3日(水)、バチカン宮殿から中継で行われた一般謁見で、翌日2月4日に記念される国連の第一回「人類友愛国際デー」についてアピールされた。

 この席で教皇は、国連の決議による同記念日の制定には、2019年2月4日にアブダビで、アル=アズハルのグランド・イマーム、アフマド・アル・タイーブ師とご自身が会見し、そこで共同文書「世界平和と共存のための人類の兄弟愛(友愛)」を署名した出来事も考慮されていると説明。

 異なる宗教、異なる文化間の対話を促進するこの記念日に、全世界の国家が一致することは、大変喜ばしいことである、と述べられた。

 こうしたことから、教皇は、この記念日の午後、アフマド・アル・タイーブ師、アントニオ・グテーレス国連事務総長らと共に、バーチャルミーティングに参加する旨を告げられた。

 また、教皇は、この記念日制定をめぐる国連の決議で、「全人類が分かち合う共通の価値の意識と理解に、すべての宗教グループ間の対話がもたらす貢献」が認められたことを紹介。これがわたしたちの毎日の祈り、毎日の努力となるようにと願われた。

03 2月 2021, 15:48