教皇、「世界希少・難治性疾患の日」にアピール
教皇フランシスコは、希少・難治性疾患を持つすべての人のために祈られた。
教皇フランシスコは、2月28日(日)正午、バチカンでお告げの祈りを唱えられた。
この席で教皇は、同日記念された「世界希少・難治性疾患の日」に言及された。
同世界デーは、希少・難治性疾患に対する認知の向上を目指し、毎年2月の末日に記念される。
教皇は、この記念日のために聖ペトロ広場に集った様々な団体の関係者に挨拶をおくられた。
そして、希少・難治性疾患において家族間の連帯のネットワークづくりを助け、患者や家族を孤立させることなく、経験や助言を交換し合う、こうした支援団体の重要性を強調された。
教皇は、この記念日が希少疾患の研究と治療を支えるようにと望みつつ、子どもたちをはじめ、患者の方々と家族への寄り添いの気持ちを表された。
希少・難治性疾患を持つすべての人のために祈るよう招かれた教皇は、特に子どもたちに寄り添い、祈りという方法をも含めてそのケアに取り組み、神の愛と優しさを伝えることができるようにと願われた。
28 2月 2021, 17:10