教皇「カメルーンに平和を」学校襲撃事件に
教皇フランシスコは、一般謁見で、カメルーンでの武力集団による学校襲撃に触れ、命を奪われた子どもたちのために深く悲しむと共に、同国の平和を祈られた。
教皇フランシスコは、10月28日(水)、バチカンで行われた一般謁見で、先日カメルーンで起きた、武力集団による学校襲撃事件に触れられた。
今月24日(土)、同国南西部クンバの学校に武装集団が乱入、少なくとも7人の児童が殺害され、12人が負傷した。
一般謁見の席でこの事件に言及された教皇は、児童たちに対する残忍な殺害を厳しく非難すると共に、遺族の悲しみに心を合わせられた。
教皇は、学校で授業を受けていた無実の子どもたちの命を奪った、冷酷で理性を欠いた行為に大きな動揺を感じている、と述べられた。
このような行為が二度と繰り返されないように、また、苦しみに引き裂かれた、カメルーンの北西および南西地域に平和が戻るように、教皇は人々の心に神の照らしを祈られた。
そして、暴力を停止し、皆に安全と、若者たちに教育と未来が保証されるよう願われた教皇は、児童の家族たち、またクンバはもとよりカメルーン全土に、ご自身の愛を伝え、神の慰めを祈り求められた。
28 10月 2020, 12:50