ニースの教会襲撃:教皇、犠牲者のために祈る
教皇フランシスコは、ニースの教会への襲撃事件の犠牲者のために祈られた。
教皇フランシスコは、フランス・ニースの教会への襲撃による犠牲者のために祈られた。
10月29日午前9時頃、ニースの中心街、ジャン・メドサン通りに面したノートルダム教会に刃物を持った男が侵入し、香部屋(聖具室)係の男性と、聖堂を訪れていた女性2人を殺害した。この他、複数の人が負傷したという。
犯人は、聖堂内に突入した警察隊によって逮捕された。
この事件の知らせを受けた教皇は、バチカン国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿を通し、ニース教区のアンドレ・マルソー司教に、犠牲者を悼むメッセージをおくられた。
その中で教皇は、無実の人々の命を奪った、この「暴力的なテロ行為」を「力のかぎり」非難された。
教皇は、犠牲者の冥福を祈り、遺族の苦しみに心を合わせられた。
そして、教皇はフランスのカトリック共同体とすべてのフランス国民にご自身の寄り添いを伝えると共に、皆の一致を呼びかけられた。
29 10月 2020, 16:01