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教皇、アンジェラスの祈り 教皇、アンジェラスの祈り 

アンジェラスの祈り: 教皇フランシスコ「主のご変容、救いの約束、苦しみは過ぎ去る」

3月17日四旬節第二の主日、日曜正午恒例のアンジェラスの祈りに際して、教皇は、その日のミサの福音から主のご変容の神秘について解説された。

四旬節第二の主日のミサ中、ルカによる福音からキリストのご変容のエピソードが朗読された。キリストは、ご受難を前にして、3人の愛弟子、ペトロ、ヤコブ、その兄弟ヨハネを連れて、高い山に登られれそこで変容された。想像を絶する栄光の中で、弟子たちに神の子としての輝きを垣間見せる。

教皇フランシスコはこの神秘を前にして次のように語った。

「キリストに従うことなしに、この地上の生活で自らの十字架を担うことなしに、誰も永遠の生命に至ることはできません。

試練や苦しみ、困難はそのもの自体に意味があるのではなく、ご変容の際に、垣間見ることのできた、光り輝くキリストの御顔に現されたように、より大きな栄光に到るための通り道のようなものです。

ご変容の出来事を前にして、3人の弟子たちは驚愕します。かれらにはまだキリストの救いの神秘、過ぎ越しの神秘が完全には理解できていません。救いの完成、復活に到るために受難と十字架の死を受け入れる準備がまだ十分には出来ていませんでした。

イエスはこのことをよく承知していました。それで実際のご受難に入る前に、受難と死の躓きを受けいれることが出来るように、前もって復活の栄光を垣間見させ、かれらの心の準備をしようとなさったのです。

なぜならこの道こそが、天の御父が御子キリストが受難と十字架の死を通して、復活の栄光に達するようにと備えた、救いの道だったからです。

 

そして、この道はまた救い到る為に、キリストに従うすべてのキリスト者たちのたどるべき道でもあります。それぞれ自分自身の十字架を担いキリストに従うことです。

キリストは、わたしたちに、この道のたどり着く先は、栄光に輝く復活であることを、自ら十字架を担いながら示してくれるのです」。

17 3月 2019, 16:53