教皇、ラバトのカテドラルで、モロッコの教会関係者と

教皇フランシスコは、モロッコ首都ラバトのカテドラルで、同国のカトリック関係者およびキリスト教諸教会代表者との集いを持たれた。

モロッコ訪問中の教皇フランシスコは、3月31日、首都ラバトのカテドラルで、同国のカトリック司祭、修道者およびキリスト教諸教会代表者との集いを持たれた。

イスラム教徒が大多数を占めるモロッコにおいて、カトリック信者は人口のわずか0.07パーセント、国内で約2万3千人という少数派である。

これらのカトリック信者の大半は、フランスやスペインなど、ヨーロッパ諸国を出身としている。

モロッコには、ラバトとタンジェの2教区があり、両教区内に合わせて35の小教区がある。

モロッコのカトリック教会は、主に教育や、医療、社会事業を通し、同国に貢献している。

教皇は、モロッコのカトリック教会関係者、またキリスト教諸教会によるエキュメニカル理事会メンバーとの出会いで、同国のキリスト者は少数ではあるが、そのミッションは数や規模に左右されない、と話された。

そして、ミッションには、変革や、驚き、同情などを生み出す能力、「主の弟子」として、イエスと人々と共にいる生き方、出会い対話する態度が大切である、と説かれた。

教皇はこの集いで、お告げの祈りを参加者と共に唱えられた。

31 3月 2019, 16:55