2月の教皇の祈りの意向:人身売買の被害者たちのために

教皇フランシスコは、2月の祈りの意向をめぐり、ビデオメッセージをおくられた。

カトリック教会は、毎月、「教皇の祈りの意向」を示し、教会全体が日々の祈りの中で、その意向に基づいて祈るように招いている。

2019年2月は、「人身売買」をテーマに、次のように祈る。

「人身売買や、強制売春、暴力の犠牲となった人たちが、分け隔てなく寛大に受け入れられますように。」

教皇フランシスコは、今月の祈りの意向について、ビデオの中で次のように語られた。

「たとえわたしたちが見ないふりをしていても、奴隷制度は過ぎた昔のこととはいえません。

この悲劇的な現実を前に、何らかの形で、人類に対するこの犯罪の共犯者とならないためには、誰一人それを見過ごすことはできないのです。

今日、おそらく以前よりたくさんの隷属状態が世界に存在する事実を、無視することはできません。

祈りましょう。人身売買や、強制売春、暴力の被害者たちが、寛大に受け入れられますように。」

07 2月 2019, 14:17