アラブ首長国連邦訪問:教皇、アブダビに到着、空港での歓迎
教皇フランシスコは、アラブ首長国連邦の首都アブダビに到着された。
アラブ首長国連邦訪問に出発された教皇フランシスコは、現地時間2月3日夜、同連邦首都、アブダビ首長国のアブダビ市に到着された。
この訪問は、教皇フランシスコの第27回目の海外司牧訪問(イタリアを除く)となる。ローマ教皇が、アラブ首長国連邦はもとより、アラビア半島地域を訪れるのは初めてとあり、歴史的な訪問となった。
教皇は空港でムハンマド・アブダビ皇太子に伴われながら、
伝統衣装の子どもたちからの花束や、音楽による、温かい歓迎を受けられた。
教皇は、交流のあるカイロのアル=アズハル・モスクのグランド・イマーム、アフマド・アル・タイーブ師とも再会、挨拶を交換された。
この後、教皇はアブダビ市内中心部へ向かわれた。
海外訪問の際、通常、教皇はバチカン大使館を滞在の拠点とされるが、アラブ首長国連邦には大使館が設置されていない。そのため、教皇は、アブダビにおける国賓・公賓のための施設、レアル・ムシュリフ・パレスに滞在されることになる。
04 2月 2019, 11:57