バチカンで開催中の「アマゾン周辺地域のための特別シノドス」 バチカンで開催中の「アマゾン周辺地域のための特別シノドス」 

アマゾン特別シノドス:全体会議、2週目に入る

「アマゾン周辺地域のための特別シノドス」は、開会から2週目に入った。

10月14日(月)、「アマゾン周辺地域のための特別シノドス」は、週明けと共に、開会から2週目のサイクルに入った。

14日午前に行われた第9回全体会議の発表・討議では、アマゾン地域で活動する修道会が目に見えて減少している問題が上がり、修道会に宣教への情熱を取り戻させるための対策の必要が、教皇庁の奉献・使徒的生活会省に提言された。

また、洗礼を準備している人々に対し、書籍による勉強だけでなく、要理教育に地元の文化やシンボルを取り入れるなどの、インカルチュレーション化が必要、との意見があった。

同時に、神学や典礼をインディオの文化に照らして考えることも提案された。

一方で、福音宣教が社会福祉的な活動だけに偏らないようにとの注意、セクトや相対主義への挑戦、などについても発言があった。

同日午後の第10回全体会議では、信徒や女性の司牧への積極参加について多くの意見が交わされた。

ここでも、既婚男子の司祭叙階や、女性助祭などの重要なテーマは、地域特定ではなく、教会全体の普遍的なテーマとして話し合うべきとの視点から、これらを通常シノドスで話し合うことが提言された。

また、既婚者の司祭叙階を考える前に、既婚の助祭、すなわち終身助祭のあり方を熟考すべきではないか、との考えが挙げられた。

また、オブザーバーの発言では、信徒の女性に、聖職ではない奉仕者としてのより強化した役割を与え、みことばの祭儀や、教会の援助活動などで、より活動の幅を広げたらどうか、との意見があった。

この他、コミュニケーションのテーマで、教会のメディアはアマゾン地域に対しより関心を持つと同時に、アマゾンにおいては、先住民族の人々に広報分野の育成を行うべき、との考えが述べられた。

 

15 10月 2019, 17:38