一年間に亡くなった枢機卿・司教のために追悼ミサを捧げる、教皇フランシスコ 2018年11月3日 一年間に亡くなった枢機卿・司教のために追悼ミサを捧げる、教皇フランシスコ 2018年11月3日 

教皇、一年間に亡くなった枢機卿・司教のために追悼ミサ

教皇フランシスコは、今年1年間に亡くなった枢機卿・司教らをミサの中で追悼された。

カトリック教会は、11月を伝統的に死者に捧げる月としている。

教皇フランシスコは、11月2日のローマのラウレンティーノ墓地への訪問に続き、翌日、11月3日、バチカンの聖ペトロ大聖堂でミサを司式。この中で今年1年間に亡くなった枢機卿9人、司教ら154人を思い起こされた。

ミサの説教で教皇は、人生は絶えず外へと向かうものと述べ、母の胎から生まれ、少年期を過ごした家を出て、さらにはこの世を後にし、花婿イエスとの出会いに向かう、キリスト者の一生を見つめられた。

教皇は「生きることの秘訣は、奉仕のために生きること」と語り、奉仕はイエスとの永遠の婚姻のために提示すべき切符であると強調。

永遠を前に、人はいくら稼いだかではなく、どれだけ与えたかを問われると話された。

教皇は、亡くなった枢機卿と司教らのために祈りつつ、毎日心から奉仕しながら、主との出会いに備え続けた人々に、取り次ぎを願われた。

03 11月 2018, 18:25