トーラン枢機卿の葬儀、バチカンで
先日亡くなったジャン・ルイ・トーラン枢機卿の葬儀がバチカンでとり行われた。
教皇庁諸宗教対話評議会議長であったジャン・ルイ・トーラン枢機卿は、7月5日、入院先の米国で、75歳で亡くなった。
トーラン枢機卿は、教皇庁において国務省外務局局長、バチカン図書館館長、諸宗教対話評議会議長等を歴任、また枢機卿会ではカメルレンゴの役務にあった。
7月12日午前、聖ペトロ大聖堂で捧げられたトーラン枢機卿の葬儀のミサには、バチカン関係者、外交団はもとより、大勢の人々が参列した。
ミサを司式した枢機卿会主席アンジェロ・ソダノ枢機卿は、説教の中で、長年、教皇庁で共に働いたトーラン枢機卿の、深い信仰と偉大な使徒的精神を記憶にとどめつつ、闘病の重みにも関わらず、勇気をもって、教会への奉仕とすべての人々との対話に身を捧げた同枢機卿を思い起こした。
ミサの終わりに、教皇フランシスコは、同枢機卿の冥福を祈り、告別の儀式をとり行われた。
12 7月 2018, 13:23